20-21 ヴィオラ選手紹介
フィオレンティーナに少しでも興味を持ってくれたらと始めたこの企画も2回目を迎えました。僕のこのポンコツブログを読んだわけではないと思いますが少しずつヴィオラサポの方が増えてきた気がして嬉しいです。他サポの方も絡んできてくださってたりしてアカウント作ってよかったなって思いますね、自分から結構喧嘩売ったりしますが笑笑
この記事の内容はタイトルの通り、ヴィオラに所属する選手の紹介です。無駄に長いので暇つぶしになると思います。また、前回はマーケットが閉まる前に更新してしまい完全版ではなかったので今回は市場がしっかり閉まってから更新しました。
それでは20-21シーズンのヴィオラの選手たちをみていきましょう。
GK
No.69/ドラゴフスキ/ポーランド代表/22歳
昨季成績/31試合出場/8クリーンシート
17歳時にユベントスから8億円のオファーを受け取りポーランドリーグ最優秀GK賞と新人賞を獲得した早熟の神童がついに本格開花を迎えた。ヴィオラに在籍して早いものでもう4年、エンポリへの武者修行を挟み初のシーズンフル稼働を経験したが不安を感じたサポは1人もいなかっただろう。
あ、終わった。と感じる場面でしっかりと止めてくれる。一対一の場面にめっぽう強く、若いキーパーらしい派手なセービングは非常に魅力的。いわゆる凡ミスというのも少なく、4本に1本はPKも止めてくれる。
今季も彼の存在は全敵チームを震え上がらせるだろう。そしてまた、ヴィオラサポは試合中こう叫ぶのだ。
「ドラゴ神!!」と。
No.1/テラッチャーノ/イタリア/30歳
昨季成績/7試合出場/3クリーンシート
多くのチームの抱える問題が、第一GKと第二GKの実力差だと思う。第二GKが失点した際、「あー今のシュート、第一GKなら止めれたな…」と感じる他サポも多いことだろう。しかし、我らの第二GKはそんな事を微塵も感じさせない。彼もまた「テラノ神」へと変貌を遂げるのだ。
昨季の第35節インテル戦が彼の実力をセリエA中に広めた。試合中多くのインテリスタがこう呟く。「テラッチャーノがやばい」と。だがヴィオラサポは余裕顔、いやいやいつもこんなもんですよ笑
彼ほどのGKがヴィオラで2ndGKに甘んじてくれているのは本当にありがたい。欧州カップ戦に出れれば彼の出番も必然と増える。出なきゃ。
No.33/ブランコリーニ/U19イタリア代表/19歳
昨季成績/1試合出場/1クリーンシート
昨季の第37節ボローニャ戦でトップチーム初デビュー。主にプリマベーラで守護神を務める未来の正GK候補。アンダーの代表では常連のエリートでU19でもすでに7キャップを誇る。
ボローニャ戦は約10分という短い出場時間と、枠内シュートがなかったので実力がどれほどのものかはわからない。今季もトップチームに帯同しつつプリマで修行という形になるだろう。またトップの試合に出るためには先輩方に頑張ってもらう必要がある。頑張れよ特にフィールド。
CB
No.20/ペッセッラ/アルゼンチン代表/29歳
昨季成績/33試合出場/3ゴール2アシスト
ヴィオラの最終ラインを束ねるカピターノ。エアバトルの強さが際立ち、コーナーキック時は常に相手の脅威になる。彼の特徴はコンディションがいい時と悪い時の差があまりにも大きすぎるところだろう。よくそこで奪ってくれた、さすがうちのキャプテンや!と思いきや次の試合では意味不明なミスから失点を献上する。
ヴィオラのキャプテンらしいといえばらしいのだが我々が欧州の舞台に舞い戻るためには、そのクソみたいなミスを減らさなければならない。こればかりは本当に頼む。ナポリやローマからのオファーを断り残ってくれたのだから、その事を後悔しないように自らの手で欧州行きを掴み取ってもらいたい。
No.4/ミレンコビッチ/セルビア代表/22歳
昨季成績/37試合出場/5ゴール
2シーズン連続で開幕戦ゴールを決めるヴィオラが誇る絶対的エース()彼もまたエアバトルを強みとしており、昨季のセリエAエアバトル勝率は堂々の第一位を記録。195センチという高身長を活かした鬼フィジカルと対人能力に加え、スピードも中々で本当に敵に回したくない選手だ。彼が奪ったところから攻撃のスイッチが入ることが多い上、持ち運ばせても何人か剥がせるスキルを持ち合わせているので逆に何ができないのか気になるところ。ただ相変わらず手癖は悪い。
これほどの選手なので、まあ当然の如くビッグクラブからオファーが殺到するがなんとか残留。彼がいなくなるとチームは終わるので契約延長してほしい頼むまじで。
No.98/イゴール/ブラジル/22歳
昨季成績/26試合出場/1アシスト
昨季の冬の移籍市場でSPALから加入。いきなりユベントス戦で大抜擢されたが、初陣とは思えない堂々たるプレーぶりにヴィオラサポは驚かされた。
CBだけでなくWBにも対応可能。突出した武器を持ち合わせていないが、顔に似合わず非常に落ち着いておりこれからの成長が楽しみな若手の1人だ。イアキーニがまだ3バックをやるなら出番は必ずある。
なぜかInstagramでは鍵アカウント。
昨季成績/27試合出場/1ゴール
バルセロナやユベントスといったメガクラブを経験している渋めのベテラン。楔を通すことが好きなのか指示されてるのかわからないがよく通そうとする。その経験から頼りになる場面も多い一方で穴になる場面も同じくらい多い。
3バックならまだ見れるが2CBの真ん中で使うのは恐ろしすぎる。クアルタ加入で序列は下がるか。
No.?/クアルタ/アルゼンチン代表/24歳
⭐️New Member
リーベルから連れてきた評価うなぎ上り中の若手CB。これからの2週間で行われる代表ウィークでもアルゼンチン代表として招集されている逸材だ。
早速プレー動画を漁ってみたが、感想としてはフィードがとても上手。足元の技術も悪くなさそうで、非常に期待している。
カピターノであるペッセッラと共にリーベルが誇る傑作であるらしく、ファンの別れを惜しむ声がたくさん見れた。先輩であるカピターノも加入にSNSで嬉しそうに反応。これからのヴィオラを支えてほしい。
RB,RWB
No.23/リロラ/スペイン/23歳
昨季成績/35試合出場/2アシスト
通称ヴィオラのラーム(自分で勝手に思っているだけ)。本職は右後方だが、左を担当することもある上そこでも質の高いプレーを披露するため外すことのできない絶対的な選手。足元の技術は期待していた通り高く、中央に回されることもある。
クロスの質が抜群に高いわけではないが、みんなが疲れ始める試合終盤でもスプリントをやめることがないため、多くのチャンスを生み出してくれる。
昨季のコッパイタリア、アタランタ戦の勝ち越し弾はプルガルのパス、リロラのトラップどちらもドスケベすぎた。
No.23/ヴェヌーティ/イタリア/25歳
昨季成績/15試合出場/2アシスト
リロラという大きな壁により出番が確約されているわけではないが、2-3年前に所属してたら余裕でスタメンレベルの選手。シーズン序盤は左後方に配置された為中々パッとしなかったが、その後本職の右に置かれると水を得た魚のようにイキイキとした。
リロラよりクロスが上手い印象があり、積極的に攻撃に絡んでいく様は好印象だ。
髪切ったら一気に老けたように見える。
LB/LWB
No.3/ビラーギ/イタリア代表/28歳
※レンタルバック
昨季はインテルへとレンタル移籍。シーズン序盤は中々評価が上がらなかったようだが、徐々にパフォーマンスを上げていきインテリスタは別れを惜しんだ。
彼の代名詞といえば高精度のクロスだろう。ヴィオラに復帰して早々にその左脚から多くのチャンスを演出した。プルガルが無理矢理蹴ってたFKも今後彼が担当することになるだろう。
おそらくインテルに残りたかっただろうが残念ながら叶わなかった。その悔しさをパネに力をつけていってほしい。
No.?/バレッカ/イタリア/25歳
⭐️New Member
カリアリやトリノ、ジェノアなどのクラブでプレーしてきたイタリア人SB。以前トリノからモナコに1000万ユーロで移籍して以降伸び悩んでいるようだ。レンタルでの加入なので、即戦力というよりはビラーギのバックアッパーとして補強されたのだろう。
ただ、まだまだ若いのでむしろビラーギからポジションを奪ってやるくらいの気持ちを見せてほしい。
DM/CM
No.78/プルガル/チリ代表/26歳
昨季成績/37試合出場/7ゴール6アシスト
ヴィオラが誇るイケメンボランチ。プレースキッカーとしても優秀で上記の通りの数字を残すが、FKは入る気がしないので蹴らないでほしい。
突出した武器を持ち合わせているというよりは、バランスの良い選手といった印象。今季はコロナウイルス陽性の反応がでてしまった為ここまでは欠場。練習には復帰しているようなのではやく元気な姿を見せてほしい。
No.34/アムラバト/モロッコ代表/24歳
⭐️New Member
昨季のベローナの躍進を支えた成長著しい若手MF。セリエAシーズン最優秀選手を選ぶ投票では、得点王のインモービレ、クリスティアーノロナウドに続き3位に輝いた。まさに潰し屋という感じで相手の嫌なところに常に顔を出す。パスなどの技術も高く、ほんとよく来てくださいました。
プルガルと並べてガチガチに中央を固める布陣も見てみたい。
昨季は同じくハゲてるバレロとやりあってたが、今は仲良くやれているのだろうか?
No.10/カストロヴィッリ/イタリア代表/23歳
昨季成績/33試合出場/3ゴール2アシスト
2年前はヴィオラサポですらあまり認知されていなかった青年が、伝統の10番を背負うほどにまで急成長を遂げた。
その独特なリズムから繰り出されるドリブルで、鮮やかに敵を抜き去る。今は死語になりつつある
「ファンタジスタ」になり得る存在であると思っており、同じ下部組織出身であるキエーザが去りし今、彼にかかる期待は大きい。
「子供の頃から、夢はヴィオラで10番を背負うことだった。」
こんなことを言ってくれる選手を好きにならないサポなど存在するのだろうか?長くヴィオラにいてほしいものだ。
No.8/ダンカン/ガーナ代表/27歳
昨季成績/13試合出場/1ゴール1アシスト
昨季の冬の移籍市場で加入したゴリマッチョ。個人的にもっと出場機会を与えてほしいと思っているMFだ。
見た目通りフィジカルの強さはピカイチだが、足元の技術も悪くなく結構なんでもできる印象。ゴリゴリドリブルで道をこじ開けたと思えば、守備時はゴリゴリフィジカルで敵をふっとばす。
CMFでもDMFでもどちらも対応可能。もう一度言うがもっと見たい選手だ。ゴリゴリ。
No.5/ボナベントゥーラ/イタリア代表/31歳
⭐️New Member
ミランを長きにより支えた功労者が、契約満了に伴いヴィオラに活躍の場を移した。
強度でいえばダンカンなどに負けるが、「ボールを回す」という点においては質の高い我々の中盤のメンバーの中でもトップレベルだろう。気の利くポジショニングで周囲に顔をだし、潤滑油として機能する。
親戚のおじさんに顔が似てる。
No.6/バレロ/スペイン/35歳
⭐️New Member
フィレンツェを心から愛してくれた天才が、3年ぶりに帰還した。
昔と変わらず技術面は全く衰えていない。お世辞にも体格に恵まれているとはいえないが、身体の使い方、ボールの隠し方、剥がし方、パスのタイミング、視野の広さ…見ていて本当に天才なんだなと改めて実感させられた。
カストロヴィッリは彼から学ぶことが多いはずだ。
あとおかえりなさい。
No.28/モンティエル/スペイン/20歳
※レンタルバック
ヴィトーリアFCでのレンタルを終えて今季はトップチーム登録。ギリギリまでレンタルでの放出が検討されていたようだが結局残留した。
次のプリマ組でブレイクするのはおそらく彼であると思うのだが、ヴィトーリアでも6試合しか出れていないなど試合勘をなくしているのではと不安。
ヴィオラで取り戻していくのもありだが、今の中盤の質を考えると出場するのはかなり難しいだろう。
冬に再レンタルもあり得るか。
No.18/サポナーラ/イタリア/28歳
※レンタルバック
アムラバト、バレロと共にヴィオラが誇るハゲ3銃士の1人。プレシーズン中はいいパフォーマンスを見せていたが、今季も構想に入っているかは不明だ。
モンティエルと共に再度レンタルの噂もあったが決まらず。冬にまた打診があるだろう。
サポーターからは復活を期待する声も多い。ミランで天才と言われた若者も気づけばベテランの域に。
どうなるリッキー。
ST/WG
No.7/リベリ/フランス/37歳
昨季成績/21試合出場/3ゴール3アシスト
決して客寄せとして獲得したわけではない、確かなその実力を求めて獲得したのだ。
正直これほどのレベルとは思っていなかった。いまやこの37歳に依存してしまっている現状だ。
全盛期ほどではないが、ドリブルは緩急するどく相手の重心を崩し細かいタッチで侵入していく。
インテル戦でのキエーザへのラストパスはまだまだトップレベルでやれると世界中に証明した。
ただやはり懸念すべきはシーズンフル稼働が難しいということ。彼抜きでもやれるようにしなきゃこのチームに未来はない。
No.?/カジェホン/スペイン/32歳
⭐️New Member
レアル、ナポリとエリート街道を突き進んできた天才は新天地にヴィオラを選んだ。
巷ではキエーザの後釜として獲得したと言われている。
やはり裏抜けがめちゃくちゃうまいというイメージがありナポリ在籍時もよくやられていた。
日本代表の長友は、今まで対戦してきた中で最もやりづらかった選手にこのカジェホンをあげている。
ベテランの領域に入ったが、フットボールIQ絶対高いと思うのでうまくやってくれると思う。
どこのポジションで使われるか気になるところだ。
CF
No.11/クアメ/コートジボワール代表/22歳
昨季成績/7試合出場/1ゴール2アシスト
ピョンテクと共にジェノアでゴールを量産した若きストライカーを昨季の冬に獲得した。
怪我した状態で獲得したため、本来のお披露目は今季からだったのだがコロナの影響で色々延期したこともあり昨シーズン中にプレーすることができた。
現状のCFの中で1番ポストがうまいのは彼であり、攻撃の基準点となる。ヘディングの強さも魅力的で何度も爆撃するがギリギリのところでどうしても入らない。
足が羨ましいほど長い。
No.9/ブラホヴィッチ/セルビア代表/20歳
昨季成績/30試合出場/6ゴール1アシスト
ヴィオラが誇る若き大型ストライカー。一定以上のスピードとシュートセンスを持ち、攻撃陣では貴重な唯一の左利きだ。
ローマやミランが獲得を狙ったが、ヴィオラでレジェンドになりたいとそれらのオファーを拒否。
相思相愛やんけ!と安心していたが最近雲行きが怪しい、Instagramの投稿を全て消してしまったのだ。
おそらく、昨季途中から出番が激減したことや結果が出ないことなど色々なことが重なってしまったからだろう。
ただヴィオラ側も新ユニのPVに出演させるなどチームの顔であることをアピール。機嫌を直してほしいところだ。
No.63/クトローネ/イタリア代表/22歳
昨季成績/19試合出場/4ゴール2アシスト
ミランの下部組織出身でボックス内で勝負するタイプのストライカー。
クアメやブラホと違い、ボールをもらってチャンスメイクをするということはあまり得意ではなくお膳立てをしてもらい、仕留めるタイプだ。
最近中々パフォーマンスが安定しておらず、少し心配ではあるがヴィオラが誇る若きCF達の1人として頑張ってもらいたい。
献身性もあるので、継続して試合に出れればもっと力になれるはずだ。
Manager
イアキーニ/イタリア/56歳
おそらくシーズン途中で解任される。4バックやれ。
4-3-1-2がいい。
Owner
コミッソ/アメリカ/70歳
アメリカの通信事業会社であるメディアコムのCEOを務める超大金持ちだ。
セリエAのオーナーで最も資産を持っているのは彼であると言われており、総資産は44億ドルにものぼるとか。
ただの金持ちではなく、試合ではプライベートジェットで応援に駆けつける情熱的な人でありサポーターの心をがっつりつかんだ。
野心家でもあるため、フィレンツェに新スタジアムを作ろうと試みてるが中々進展せずイライラしているとのこと。
スタジアムもいいが、監督人事にもお金かけてほしいなーなんて…
メルカートの感想
総合的には60点くらいかなと思っている。昨季の冬に7000万ユーロほど使っているのであまりお金を使えないことは分かっていた。その中でフリーのベテラン実力者と、クアルタという最低限の投資を行ったこと。また余剰戦力をほとんど放出できたのはよかったと思う。
ただ、1人余剰ではない選手を放出してしまった。
そう、キエーザだ。なんだかんだで残るかなと思っていたがデッドラインデーにまさかのお別れ。
移籍形態もユベントス側に有利なものとなっており本当にやってしまったなという感じだ。
お父さんの代から続くヴィオラっ子であり、願わくばレジェンドになってほしいと思っていたのでとても悲しい。伊藤さんのツイートは思わず泣きそうになってしまった。
だが、いつまでも悲しんではいられない。キエーザが去っていったことはもう変えようがない事実。
残った者たちで明るい未来を切り開いていくしかない。幸い、ヴィオラには他所に自慢できる若手がまだたくさん残っている。カストロヴィッリをはじめ、ミレンコも何とか残ってくれた。新加入のクアルタもこれから名を馳せるだろう。
まだ大丈夫。ヴィオラはきっと大丈夫。キエーザが移籍したことを後悔するくらい魅力的なチームになろう。
来てくれた新加入の選手たちありがとう。
そしてキエーザをはじめ、ヴィオラのために戦ってくれた選手たちありがとう。頑張れよ。
そしてヴィオラサポの方々、セリエクラスタの方々、改めて今シーズンもよろしくお願いします。